ドレス選びにこだわりのある花嫁さんでも、ドレスを決めた後の小物のコーディネートとなると、
ドレスにセットでついてくるものだったり、生花のヘッドアクセサリーだったりと、成り行きで決めてしまうことも多いのでは。
それでは、せっかく悩み抜いた末に決めたドレスがもったいない。
じつは一番大事なのは、この「小物コーディネート」です。シンプルなドレスを選べば、どんな花嫁姿にもアレンジ自在。
ドレス選びの際には、ドレスそのものが気に入るか気に入らないか、似合うか似合わないか、ということだけではなく、最終的にどんな花嫁姿になりたいのかをイメージしながら、
小物やブーケ、ヘアスタイルなどのトータルコーディネートを意識して、選ぶことができると、完成度の高い花嫁スタイルになりそう。
会場には、提携先の衣裳店があるので、結婚式を挙げる会場を決めた時点で、選べるドレスに制限が出てきてしまいます。
花嫁姿にこだわるブライズウェディング読者には、会場より先に花嫁衣装を選ぶというのも賢い選択。
自然素材を使ったアイテムで、ナチュラルテイストに。エアリーなヘッドリースやプリザーブドフラワーで軽やかに。レースのリボンや華奢なパールでガーリーなイメージもプラス。初々しく爽やかなスタイリングです。ヴェールもショート丈のものを選べばさらにナチュラルに。
アンティークのドレスはサイズが合わなかったり、状態が悪かったりと、なかなか着こなすのが難しい。その点、小物なら取り入れやすく、コーディネート次第で、「きれいめ」スタイリングも可能。フランス映画みたいな雰囲気ある花嫁姿に。
カラフルなコサージュをたくさんアレンジ。ヘッドにはもちろん、付け襟やグローブなどにもプラスすると、バランスよく雰囲気たっぷりに。レースのチョーカーやフリルのたっぷりはいったヴェールでキュートさを演出。
スタイリッシュなコーディネートには、シルバーとクリスタルのコンビネーションがぴったり。ロング丈のグローブを選んだり、ヴェールのつける位置を少し低めにするなど、ちょっとした工夫で、よりスタイリッシュに決まります。
一生で一番美しく輝く特別な一日。無駄な装飾のないシンプルコーデで清楚な花嫁を目指したい。 シンプルなデザインだからこそ、素材の良いものを選びましょう。
コード刺繍のリバーレースやコスチュームジュエリーでゴージャスに着こなすコーディネート。装飾のないシンプルなドレスでも、小物使いでラグジュアリーにフォーマルアップすることができます。アクセが主役の上級コーディネートに。
スタイリスト 判治ミホ
ウエディング雑誌などで活躍するスタイリスト。
また、自身がデザインするアイテムを取りそろえた
セレクトショップ「プティラブーシュカ」を主催。
ハンドメイドのアクセサリーやビンテージ商品、
ウエディングドレスなどがそろう。